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我妻和樹(あがつま・かずき)

 1985年宮城県白石市生まれ。

 2004年4月東北学院大学文学部史学科に入学。在学中の2005年3月より、同大学の民俗学研究室と東北歴史博物館の共同による、南三陸町波伝谷での民俗調査に参加。2008年3月の報告書の完成とともに大学を卒業し、以後、個人で波伝谷でのドキュメンタリー映画製作を開始する。

 2011年3月11日の東日本大震災時には自身も現地で被災し、その後も撮影を続行。製作に約6年の歳月を費やした初監督作品『波伝谷に生きる人びと』は、2013年8月15日に行われた波伝谷での試写会ののち、同年10月に行われた第13回山形国際ドキュメンタリー映画祭の震災関連映画特集「ともにある Cinema with Us」にて初公開となった(初公開時は128分)。

 現在はピーストゥリー・プロダクツとして上映会を主宰し、2014年夏には宮城県沿岸部を中心とした11市町での縦断上映会を開いている。

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