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観客の感想

日常生活のありがたさや、温もり、わずらわしさ…いろいろ感じたけど、最後まで観た時、人間同士の愛しさを感じた。ちょっと不思議な感覚でした。(50代女性)


よくぞこれまで人々の心を開いて本音を引き出して下さった。とても短い2時間余だった。名作です。(60代男性)

 

他のどんな“震災後”ドキュメンタリーよりも、失われたものの大きさを如実に語る作品だった。(30代女性)

 

私の知らない日本がありました。(30代女性)


今現在もさることながら、5年先、10年先、それ以降と時間を経るにつれて価値を増していく映画だと思いました。地域に溶け込んで、生活を撮った監督の地道な営為に感服しました。(40代男性)

 

人間の歴史の断片を見事に切り取っている。歴史の主人公は、正に毎日を一生懸命生きている人でなくてはならないと感じた。(60代男性)

 

「絆としがらみ」「失われていくものと残っていくもの」「守っていくものと変わっていくもの」…「光と陰」というか人の営みが丁寧に映し出されていて、人間と同じで地域も完璧ではなく成長していくんだなと思え、人々や地域の魅力を感じました。 (30代女性)

 

生活の顔がある。言葉がある。鼓動がある。人間のあらゆる営みと業の極める所が、もち米がもちになるように、きねとうすによって鍛えられるかのように見えました。(年代不詳男性)

 

長い時間の流れ(歴史)の中で、このような部落、そこでの生き方は、波伝谷に限らず各地方で消えつつあります。そういう点で、ずっとピークで、ずっとクライマックスの134分だったと思います。(30代男性)

 

震災があり、過去の普通の生活の風景が宝物となる。時間の流れ…あたり前の生活を大切に思った。(50代女性)

 

今、言葉にならないさまざまな思いでいっぱいです。震災がなかったとしても貴重さは変わらず、多くの人に観てもらいたい映画でした。

 

それにしても(波伝谷の会合で試写会の挨拶をするのを)2011.3.12に予定していたというのは何という因果でしょうか。(年代不詳女性)
                                     

                                        -上映会アンケートより

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