劇場公開について
ピーストゥリー・プロダクツでは、震災前の南三陸を舞台にしたドキュメンタリー映画『波伝谷に生きる人びと』の全国劇場公開を目指し、只今準備を進めております。
本作は、東日本大震災の津波により壊滅した宮城県南三陸町の小さな漁村「波伝谷」に生きる人びとの、2008年3月から2011年3月11日にかけての日常を追いかけた作品です。そこには南三陸の歴史的背景から当時の地域が抱えていた課題にいたるまで、かつて流れていた「時間」そのものが人びとの息づかいとともに丹念に描かれており、数ある震災映画の中でも極めて稀有な作品であると同時に、ある時代の地方の姿を捉えた作品としても非常に重要な価値を持っています。
そこで今回の劇場公開では、この映画をより多くの観客に届けることによって、日本全国どの地域にも共通するコミュニティの普遍的な姿に触れ、自分たちの足元を支えている世界や身近な人とのつながりについて見つめ直すきっかけを作ると同時に、震災によってその暮らしが土台から壊された現実を知ることで、失われたものの大きさと、自分たちが日々生きている何気ない日常の価値を捉え直すきっかけを作れればと考えております。
つきましては、本作の劇場公開の主旨にご理解・ご賛同いただける方からのご協力を心よりお待ちしております。劇場公開の概要については右記をご参照ください。何卒よろしくお願い申し上げます。
ピーストゥリー・プロダクツ
代表・監督 我妻和樹
<劇場公開の概要>
1.作品について
「作品PR資料」(PDF)をダウンロード下さい。
2.劇場公開の時期と規模について
2015年8月1日(土)より東京・ポレポレ東中野での公開が決定。
以後名古屋・大阪・京都・神戸・仙台など
全国15館を目標にします。
3.協賛金について
劇場公開の準備を進めるにあたり、みなさまからの協賛金を
随時募集しております。詳しくはこちらをご覧ください。
なお、これまでに一般協賛で39名の方々から632,000円、
クラウドファンディングで76名の方々から669,000円と、
計115名の方々から1301,000円の協賛金を得ることができました。
(クラウドファンディングはモーションギャラリーの手数料20%
+消費税が差し引かれるため、実際に受け取る金額は違います。)
みなさまご協力ありがとうございました。サポーターの
みなさまのお名前はこちらで掲載しております。
4.お問い合わせ
ピーストゥリー・プロダクツ 我妻(あがつま)